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今、「行動経済学」が注目されています。
これまでの経済学は、「人間は必ず合理的な経済行動をするもの」という前提で構築されてきました。
ところが、普段の私たちは「安い」「質がいい」のような真っ当な理由だけでなく、非合理な行動を数多くします。
このような従来の経済学では説明しきれない人間の経済行動を、心理の視点から解明し、わかりやすく説明してくれるのが本書です。
例えば、枠組みを変えると価値が変わる「フレーミング効果」について。
スーパーマーケットで陳列するお菓子のPOPに、
「従来の製品の90%の油分を使用」と書くのと、
「従来の製品より油分を10%カット」と書くのとでは、
後者の方がお客様は買いたくなるはずです。
同じ情報でも、言い方を変えると異なる印象を与えてしまう現象を、1話完結の漫画形式で理解する事が出来ます。
他にも、報酬が動機を阻害する「アンダーマイニング効果」や、ついつい真ん中を選んでしまう「極端回避性」など、マーケティングや経済に関連する23のテーマを掲載。
2017年11月の発売以来クチコミで売れ続け、Twitterでも「中学か高校の教科書にして欲しい」と3万件超リツイートされて大ブレイクした一冊です。
ぜひ、立ち読みページからご一読ください。