出版社コメント情報
名画の謎解き本の決定版!
やさしい。面白い。そして解説が深い!
本書は「人騒がせな」西洋の名画のご紹介を通じて、
名画を深く楽しむ鑑賞方法を
知っていただくものです。
たとえばどんな作品をご紹介しているか、
いくつかをご紹介してみましょう。
●画家が受注拒否! 「ぶらんこ」の意味とは!?
●ナポレオンが乗っていたのは白馬でなくラバ!?
●農民を描いたのは成功のための単なる「ジャンル変え」!
●バレエ鑑賞は愛人の品定め会場!
どれも展覧会では決して知ることのできない
エピソードを揃えました。
日本では絵画を印象で感じることや、
個人の勝手な感想ばかりが主流になりがちですが、
西洋絵画を本当の意味で「楽しむ」ためには、
絵画の裏に秘められたさまざまな
「真実」を知らなければ始まりません。
当時の風俗、社会情勢、人間関係……。
つまり「絵画を読む」ための知識です。
本書では、それを丁寧にご紹介してゆきます。
登場する画家はボッティチェリ、ルーベンス、
フェルメール、ルノワール、ゴッホなど、
ルネサンス以降、近代までの美術史界のV.I.P.ばかり。
そしてご紹介する作品のほとんどは、
誰もが知る「超有名作」を選びました。
掲載作品は大半がカラー印刷
(一部サブカット等はモノクロ印刷)で、
作品の迫力、美麗さがリアルに迫ってきます。
巻末には
「MAP 画家と作品ゆかりの地」
「年表 画家たちの生きた時代」
「画家名50音順 掲載作品一覧」
も掲載してあり、理解を深めるにあたって便利です。