出版社コメント情報
今改訂では、イラストや写真のフルカラー化を中心に、既存の記述内容の見直しを図りました。 各巻の構成はこれまでのものを踏襲しており、「呼吸器」「循環器」「消化器」など、系統臓器別の枠組みにてこれまでどおりご教授いただけます。主な疾患の看護につきましても、その経過と出来事をまとめた図を引き続き掲載しており、看護の流れを具体的にイメージさせるためにご活用いただければ幸いです。 また、目まぐるしく進化し続ける医学的知見を可能な限り取り入れるようにし、たとえば近年の治療法に関する事情や様々なガイドラインの改訂の有無などを、細部にわたって点検いたしました。◎系統臓器別に疾病の病態生理および治療法を押さえ、その上で看護につなげる構成としています。章立てを分けることにより、学生が疾病と看護をつなげて考えることができるよう工夫しました。◎『成人看護1~3』各巻の「第2章 ○○疾患患者の看護」では疾患の大半に標準的な患者の経過と出来事を図でまとめ、看護の流れを具体的にイメージできる構成としています。