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本書は、宗教について学ぶための手助けをするものです。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、仏教の5つを日本人が教養として知っておくべき大宗教としています。聖書、コーラン、仏典の啓発的なところを要約して紹介することもしています。また、神道、中国の宗教(儒教と道教)、現代宗教の重要な動向(キリスト教ファンダメンタリズム、イスラム復興現象、ニューエイジ、無神論など)についても、簡潔に説明しました。コンパクトにまとめていますが、5大宗教の重点を整理し比較した本書を読めば、宗教を発端とした世界中の情報の迷宮に踏み迷う心配はなくなると思います。