出版社コメント情報
それぞれの時代の歩みを希少な原典で再現。近代日本の造形文化とその固有性を浮き彫りにする画期的シリーズ、第3弾。 <特色> ◆造形文化の深層に迫る 明治以来の真剣な取り組みの中から、日本デザインのオリジナルな発想や源泉を読み取ることができる。 ◆近代日本のデザインを総括 戦後はモダンデザイン偏重だったため、殆ど省みられなかった近代日本のデザインを総括的に見渡すことができる。 ◆高い資料価値 日本デザインの個性が求められている現在の風潮にとって、格好の参考資料となる。 <巻の内容> 无 型 14号~28号 昭和四年二月~昭和七年四月 大正十五年の発足から昭和八年の解散までの間に、工芸の現代化を目指した高村豊周(一八九〇~一九七二)や広川松五郎(一八八九~一九五二)らが結成した工芸家団体「无型」が発行した謄写版による機関誌。現在確認されている二八号までを収録。