出版社コメント情報
気鋭の批評家による文章を数多く掲載し、戦後の美術界を牽引した雑誌、『美術批評』全62号を復刻。【本書の特色】 ●戦後の美術界を牽引した批評家、作家の重要テキストを数多く掲載。●国内外から注目を集める日本の戦後美術を研究するうえでの必須文献。●別巻索引では、人名、展覧会、美術館、画廊を採録予定。『美術批評』とは 1952年(昭和27年)1月創刊、1957年(昭和32年)2月に第62号で「絶刊」するまで、美術出版社(現・株式会社美術出版社)から発行されていた月刊誌。鑑賞本位の既存の美術雑誌とは一線を画した体裁と、問題提起を仕掛けて発言の意欲をもつ人に論争の場を提供するという一貫した編集方針を採った。執筆者は有名無名にかかわらず、その出自も美術以外の文学、映画、演劇、建築、音楽、漫画と多岐にわたっている。●特にお薦めしたい方 近代美術史、美学、美術史、文学、デザイン、日本近代史、メディア史の研究者・研究所、大学図書館など。