デザインのための撮影を発注するときに正しく意図を伝えるには、写真の基本知識や準備が必要です。これらの大切なことから、写真の補正・加工、そして写真をレイアウトする基礎的な手法、写真を活かす・写真で活かすテクニックまで、写真を使うすべてのデザイナーが知っておきたい知識とテクニックをまとめました。写真を用いるデザインに必要なことがこの一冊でわかります。

デザインワークで写真を使う場合、そのデザインの目的をターゲットに写真を準備し、レイアウトしていきます。そのプロセスでは、写真の基本知識や画像の特性、写真とレイアウトとの相関を広く深く知っておくことがとても重要です。撮影現場においてもフォトグラファーとの相互理解が必要で、さまざまな条件の中で自らの考えを正確に伝えるためにもそのスキルが必須となります。本書では、写真画像を使用する際の注意点や、写真を用いたレイアウトの基本、印刷用・ウェブ用などさまざまな条件への対応、撮影におけるシャッタースピードや絞りの設定値による写真画像の変化、画像の基本的な調整法など、写真を使用するデザイン作業で必要な知識、情報をまとめました。撮影のディレクション、写真の基本補正と加工、写真を効果的に見せる／写真で品質を上げるレイアウトなどがわかる、「写真を使う」デザインに強くなる一冊です。