出版社コメント情報
すべての人が自由に学び、ともに生きる社会をつくるために 社会教育の抱負な実践研究と地域に根ざしたアクション・リサーチから、「権利としての社会教育」の今日的な課題を明らかにする研究の到達点。 貧困家庭の学習支援、障害者の就労支援、伝統文化の継承、地場産業の強化など、社会教育は教育福祉・地域づくりにおいてもさまざまな役割を果たしており、そこで育まれる住民相互の学習と交流による<共生と自治>の力は今後ますます重要になっていく。 本書では社会教育を<共生と自治>の視点から整理し、それを未来にどう継承し、発展させていくかを論じる。 ●おもな目次 序章 社会教育における教育福祉と地域づくり 1章 国民の学習権と<共生と自治>の社会教育論 2章 生活課題の克服と<共生と自治>の社会教育実践 3章 <共生と自治>の社会教育とアクション・リサーチ 終章 <共生と自治>の社会教育のさらなる探求