出版社コメント情報
カウンセラーとして数多くの親子に向き合ってきた臨床心理士が伝える子育てのヒント。わがまま、自発性がない、集中力がないなど、子育て中の保護者が直面するさまざまな悩みについて心理学的アプローチから解決法をアドバイス。脳の特性に合わせたほめ方、叱り方、はげまし方など、心のプロならではの”一生モノ”の子育て技術を大公開! 目次1 コミュニケーションで子どもは変わる■子どもが言うことを聞かないのはわがままなだからではなく親の言葉の”文脈”のせいです■親の”脳のクセ”が子どもの自己評価を下げています思考のパターンを変えましょう■頑張れる子と頑張れない子じつは親の言葉と行動がその違いを生んでいる場合があります■3回続けて同じことを言わない深呼吸をして「わかりましたね」叱り方を変えれば子どもは変わります 他 2 子どもの能力のほんとうの伸ばし方■子育てと脳には深い関係があります視覚優位の子は表情豊かに聴覚優位の子は論理的にほめましょう■苦手を克服させてあげたいそう思っているのに親が子どものコンプレックスを強くしてしまう場合があります■目標が達成できないのは子どもの性格や能力のせいではありません「目標設定の方法」が間違っているのです■1つ1つを順番にやる子いくつも並行してやる子タイプを見極めてあげれば子どもの集中力はアップします■本番に強い子になってほしいなら親は緊張との上手な付き合い方を教えそこに至る努力を認めてあげましょう 他 3 うちの子の「困った」はこうして解決■「うちの子、迷惑をかけてばかり…」子どもの”問題探し”ではなく”例外探し”をしてあげましょう■「うちの子は競争心がなくて…」親が心配しすぎることはむしろ逆効果です競争心より向上心に目を向けましょう■「もっと自発的になってほしいのに…」でも、親がアドバイスするのは子どもの準備が整うまで待つべきです 他 4 これだけは知っておきたい親の心がまえ■「うちの子、ちゃんと自立できるか心配…」将来の自立に向けた準備は10歳ごろからはじめるべきです■「怒ってばかりの自分がイヤ…」怒りと上手に付き合うことはむしろ子育てにプラスに働きます■ほめても自己肯定感は育ちませんただ見守り、評価しない環境が子どもの自己肯定感を高めます■「子どもが憎い、きらい…」自分の影(シャドウ)を認めてあげれば子育てはしんどい作業ではなくなります 他