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10月より始まるNHK連続テレビ小説「わろてんか」の主人公「藤岡てん(葵わかな)」のモデルとなったのは、吉本興業創業者「吉本せい」。本書は吉本せいの実弟で、せいと二人三脚で吉本興業を創った「林正之助」(2代目社長兼会長)の人生を、元・吉本クリエイティブエージェンシーの専務が、自身の入社時代からの実体験を含め、林正之助会長との会話や出来事などをイキイキと描写する! 多くの芸人・社員から慕われた「吉本せい」が、吉本興業の表の顔としたら、正之助は裏の代表、ショウ・ビジネスのダーティーな部分をすべて引き受け、社員・芸人から「御大」と怖がられ、「ライオン」「重爆撃機」と陰で呼ばれつつも、吉本興業の繁栄を築いた。