出版社コメント情報
時代小説家であり、江戸料理文化研究所の代表でもある著者によると、江戸料理の特徴は、以下の4点に集約されるといいます。(1) 冷蔵庫がない=旬の素材を、今日食べる分だけ買って食べる→新鮮、栄養豊富、エコ(2) 燃料費が高い=料理に時間をかけない→栄養素を壊さない、時短レシピが多く簡単(3) 料理法は切る・焼く・煮る=油をほとんど使わない→ダイエットによい、ヘルシー(4) 4つ足食の禁止=肉をあまり食べず、食べたとしても少量→がん予防、胃腸に優しい飽食の時代、私たちは江戸っ子の食に見習うべき点が多いのです。江戸の食養生の知恵に学び、楽しく健康への道を歩み始めるための一冊です。江戸っ子の教え「その一」……白米を“元気の源”にする江戸っ子の教え「その二」……「糠漬け」「米のとぎ汁漬け」で万病を防ぐ江戸っ子の教え「その三」……「豆腐」「納豆」でスタミナをつける江戸っ子の教え「その四」……和食の神髄「旨み」も、江戸っ子はよい加減江戸っ子の教え「その五」……「味噌」「醤油」で体の毒を出す江戸っ子の教え「その六」……「魚」で体をつくり、「肉」「卵」で滋養をつける江戸っ子の教え「その七」……「野菜」で腸の働きを活発にし、老化を防ぐ江戸っ子の教え「その八」……「酢」と「日本酒」で食を豊かにしつつ感染症も予防