「この出会いがなければ、オール阪神・巨人はなかった」　オール巨人による初の著作。　はじめて語られる、吉本新喜劇の看板座長にして、尽くし続けた師匠・岡八朗との壮絶な日々。　１９７４年に入門してから、弟子として尽くし続けた師匠・岡八朗への溢れ出る思い。　師匠のリストラ退団、アルコール依存、脳挫傷……、様々な困難に翻弄されながらも支え続けた日々。　師匠のためなら死ねる。　本気でそう思えた「師弟」という関係性はどのように築かれたのか？　　　【著者プロフィール】　オール巨人　１９４６年、大阪市生まれ。高校卒業後、実家の鶏卵卸業勤務を経て、１９７４年に岡八朗に入門。７５年にオール阪神・巨人を結成し、デビュー直後から爆発的な人気を博し、正統派しゃべくり漫才コンビの地位を築き上げる。「上方漫才大賞」（８２、８３、８５年）「上方お笑い大賞」（８５年）「花王名人大賞」（８６年）など受賞歴多数。２００５年には「大阪舞台芸術賞」を受賞。漫才界の重鎮として今もなお舞台に立ち続けている。　　　【内容構成】　はじめに　第一章　師匠・岡八朗との出会い　第二章　卵屋の三男坊　第三章　オール阪神・巨人　第四章　師匠と弟子と漫才と　第五章　岡八朗師匠が残してくれたものう　師匠に導かれた人生の不思議――あとがきにかえて