出版社コメント情報
今年2月、次期介護保険法改正の方向性が示されました。打ち出されているのは、地域包括ケアシステムの深化・推進と、介護保険制度の持続可能性の確保。地域包括ケアシステムの実現に向けて、また一歩加速します。ケアマネジャーを取り巻く環境も大きく変わろうとしています。今、厚生労働省が全力を挙げて取り組んでいるのが「地域共生社会の実現」。高齢者だけでなく、子供や障害者も含め全ての年代で、地域包括ケアの推進が目指される中で、ケアマネジャーにも縦割りでない支援が求められています。振り返れば、ケアマネジャーの業務は時代に合わせて変わってきました。今年4月から本格実施となる総合事業により、要支援者のケアプラン作成もがらりと変わります。流れは確実に「多職種でのケアマネジメント」です。高齢者人口がピークとなるのは2040年ごろ。そのときケアマネジャーはどうなっているのでしょうか。未来のケアマネジャーの姿、あらためて考えます。