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鶴見俊輔、詩を語る

鶴見俊輔、詩を語る

商品コード:X1009784861829222

  • 著者鶴見俊輔/著 谷川俊太郎/聞き手 正津勉/聞き手
  • 出版社名作品社
  • ページ数200P 20cm
  • ISBN978-4-86182-922-2

販売価格2,420円(税込)

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出版社コメント情報

出鱈目の鱈目の鱈を干しておいて夜ごと夜ごとにひとつ食うかな谷川 〔詩は〕やっぱりフッと出てくるんですか、なんにも考えないで。鶴見 そう。これから仕事しようとかそういうのじゃなくて、フウッと出てくるというものが詩になっているわけ。「俊」の一字に結ばれた詩人と、元教え子の詩人を相手に、縦横無尽に詩を語る。鶴見俊輔生誕百年に甦る、幻の鼎談! 鶴見俊輔、生誕百年。できのよくなかった「へんな生徒」に何事かできることはないか。そこで思い出されたのが筐底の稿だった。あらためて目を通しかさねて読むほどに思いをつよくした。これをこのまま眠らせて置いてはいけない。すぐさま谷川さんに相談してみると、まったくの同意見であった。というしだいでこの稿が日の目を見ることになった。「歌学の力」と。初出誌にそう表題された。透徹の目だ。ここには鶴見俊輔が長年にわたって、詩に込めてきた深い思いのほど、あまさず存分に吐露披歴されている。できうるなら多くの方の手に取られたくある。(本書・正津勉「後書」より)