出版社コメント情報
台風直撃により高波が全島を覆う衝撃の瞬間、水中スクーターで遊泳しながら海面スレスレから見上げた不気味な軍艦島、霧で烟(けぶ)るコンクリート高層アパート群が織りなす迷宮廃墟、島民が残した昭和の落書きや家電製品、周辺海中に潜って熱帯魚とともに撮影した炭鉱施設の遺構、波音まで吸い込んでしまいそうな軍艦島の夜…。観光上陸もすっかり定着し、写真集も数多く出ている昨今、いまさら軍艦島なんて…と思う人も多いかもしれません。しかし、ここにあるのは文字通り命がけで撮影された、「誰も見たことのない軍艦島」写真の数々です(もちろん、非常に危険ですので絶対真似をされないようお願いします)。