出版社コメント情報
カラスたちの魅力に美しくユーモラスな写真とテキストで迫ります。
生態を動物行動学者・松原始が解説し、多彩な表情や仕草を野鳥写真家・宮本桂が撮る。
カラスたちの魅力を生態のわかる雑学要素も盛り込みつつ紹介していく本格ビジュアルガイド。
ゴミを漁る、人を攻撃してくるらしい、なんだか縁起が悪そう
──真偽のほどはさておき、カラスの悪評は枚挙にいとまがありません。
しかしそれは、カラスに関する情報不足からくる人間の思い込み、偏見です!
人の暮らしに密接した環境に生息、人に敵視されたりしながらも頭の良さを駆使して
さまざまな学習を重ねながら生き抜いてきたカラス。芸術家の故岡本太郎など、
その頭の良さ、色眼鏡なしに見れば美しくかっこいい姿などを深く愛する人もしっかり存在する野鳥なのです。
これまでスポットの当たることのなかった意外なカラス像をたっぷり味わえる一冊で
「カッコイイ! 」「かわいい♪」「知らなかった~」カラスの姿に出会い、カラスとその周囲の生物、環境などに対して
さらなる理解を育んでいただけましたら幸いです。