出版社コメント情報
●気候変動、資本主義、戦争、感染症・・・「エネルギー」がわかれば世界が分かる。驚嘆必至の教養書!●エネルギーの利用に関する「歴史」と、そこに浮かび上がってくる「課題」、未来への手がかりを、JX石油開発(株)で技術管理部長を務め、エネルギーに関する研究をライフワークとしてきた著者が、様々なエピソードを元に、興味深く解説!例えば・・・●「火を使うようになったからヒトの脳が発達した」ことについて、火を使う以前のヒトの胃は、牛のように大きく、発達した臓器だったけれども、火を使い、食べ物を加熱することによって、消化機能がそれほど重要でなくとも栄養が取得できるようになり、それに伴って胃の機能は縮小され、結果、脳の発達が加速した、など、なるほど!と人に話したくなるようなユニークなエピソードも満載です!