出版社コメント情報
ヒマラヤを越えたチベットの「黒船来航」!英国全権ヤングハズバンド大佐の手記!清朝の宗主権下、固く門戸を閉ざした秘境であったチベット。その眠りを覚ました、西洋列強による初の直接的接触――いわばチベットにおける「黒船来航」とも云うべき、1903年の英領インド軍チベット進駐。英国「武装使節団」首席全権として遠征を指揮したヤングハズバンド大佐が、出兵に至る国際情勢と遠征の路程を克明に記す!英国勢力によるチベット進出の最前線に立った当事者であり、探検家・著述家としても知られる著者ならではの歴史的ルポルタージュ!