出版社コメント情報
「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」――。食を愛した作家・池波正太郎が時代小説に描いた、江戸の料理の味がDVDでよみがえります。2013年4月~6月に『時代劇専門チャンネル』で放送された全13回の「池波正太郎の江戸料理帳 第一章」は料理はもちろん、番組案内人と多彩なゲストによるトーク、作品の朗読、池波正太郎ゆかりの名店を訪ねる“食跡”散歩など、多角的な視点で池波正太郎の食の世界をとらえた出色の料理番組。料理を再現するのは、広尾「分とく山」の総料理長、野﨑洋光。「池波正太郎の江戸料理を食べる」などの著書もあり、池波流江戸料理を知り尽くした料理人。番組の案内人を池波作品ゆかりの俳優が務め、ゲストとともに池波談義を展開しながら、料理を味わいつくします。本書は、番組2回分を収録したDVDに、番組内に登場する料理のワンポイントアドバイス付きレシピやゆかりのお店紹介ほかを掲載したブックレットをセットにした全6巻のシリーズの第5巻です。俳優・中村梅雀が、ゲストに鳥越俊太郎、縄田一男を迎えた第9回、第10回を収録。案内人/中村梅雀<第9回>ゲスト/鳥越俊太郎(ジャーナリスト)料理/「冷奴」(出典:剣客商売11「小判二十両」~新潮文庫) 「浦里<うらさと>(吉原の朝ごはん)」(出典:その男1「父」~文春文庫)<第10回>ゲスト/縄田一男(文芸評論家)料理/「葱入り炒り卵」(出典:剣客商売7「隠れ蓑」『決闘・高田の馬場』~新潮文庫) 「軍鶏の贓物鍋」(出典:鬼平犯科帳8「明神の次郎吉」~文春文庫)