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ここまでわかった琉球列島の先史・原史時代! 新学術領域『環太平洋の環境文明史(平成21~25年度)』の琉球班では「琉球環境文化史研究会」と称する研究会を9回開催した。この研究会は、琉球列島考古学史上初となる特徴がいくつかある。まず、北は種子島から南は石垣島までの約1200kmに及ぶ島々を研究対象とした。次に、学際的であったという点である。土器等の人工遺物のみならず、動物・植物考古学、人類学、サンゴ礁学、堆積学等の考古プロパー以外の研究発表もあった。さらに、この研究会は国際的でもあった。