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前漢期黄河古河道の復元 リモートセンシングと歴史学

前漢期黄河古河道の復元 リモートセンシングと歴史学

商品コード:X1009784864450768

  • 著者長谷川順二/著
  • 出版社名六一書房
  • ページ数317P 27cm
  • ISBN978-4-86445-076-8

販売価格14,300円(税込)

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中国第二の大河である黄河は、中国の民衆や社会に対して大きな恩恵を及ぼしてきた。一方で黄河は「善淤(濁る)、善決(決壊する)、善徙(移動する)」とも称され、決壊による災害を引き起こす恐るべき存在でもあった。そして繰り返される決壊により、黄河の河道は幾度も移動した。ひとたび黄河が移動すると、周辺の農地は荒れ果て、都城は崩壊し、時には行政区画の変更すら起きるなど、中国社会に多大な影響を及ぼしてきた。にも関わらず、これまで黄河の河道変化について詳細な考察は行われていない。本書では戦国~前漢末の黄河古河道を対象として、従来の文献資料に基づく検討に加え、衛星画像や地形データ等のリモートセンシングデータ解析および黄河下流平原の現地調査を実施し、現在の地形や地質等の状況を確認したうえで古河道を復元する。また復元した古河道に基づき、当時の社会への影響等に関する再検討を行う。