出版社コメント情報
先人たちのリウマチ人生から次世代のリウマチ学を志す若人へ 「私とリウマチ学」として『分子リウマチ治療』誌に連載されたエッセイの総集編。約半世紀で怒涛の進歩を遂げたリウマチ分野であるが、未だ発症機構を完全には解き明かされておらず、サイエンスに基づいた治療戦略を開発することは現代に残された課題である。半世紀前のリウマチ医療の悲惨さ、50年間の免疫学と分子生物学の進歩、現在のサイエンスに基づく治療薬(生物学的製剤など)の開発、トランスレーショナルリサーチの進歩、バイオ治療時代の課題と安全性、将来への提言と期待などリウマチ分野の歴史が凝縮された読み応えのある一冊。