出版社コメント情報
日常診療上で遭遇する疑問に“すぐに役立つ”実地医家のための必携書 かつて、肺高血圧症は有効な治療法がなく、きわめて予後不良な疾患であった。しかし、病態の解明とともに治療薬の開発が進み、予後改善が期待されるようになった。一方、治療の遅れは生命予後に数年以上の差を生み出すこともわかり、その早期診断・治療の重要性はますます高まっている。本書は肺高血圧症を最初に診察する実地医家の先生方に、できるだけ早期に診断し、治療することの重要性を理解していただきたいと考え、企画されたものである。肺高血圧症の病態・診断・治療について、本症の専門家が「Q&A」形式でわかりやすく解説している。すべての実地医家の診療机に置いておきたい一冊。