出版社コメント情報
■特集:『バイオマーカーとRAS』バイオマーカーは、疾患の診断、予後予測、治療効果の判定などさまざまな臨床的側面からその有用性が示されている。また、近年の研究によりレニン・アンジオテンシン系(RAS)は心血管疾患を中心として多くの疾患の発症や進展に関与することが明らかになっている。RASの構成因子、受容体、代謝酵素、さらにはこれらの蛋白質をコードする遺伝子の多型が、疾患のバイオマーカーとなることが期待される。本特集では、各種疾患におけるRASの役割とバイオマーカーとしての可能性について解説。RASバイオマーカー研究の今後の展望を概観できる内容となっている。