出版社コメント情報
■特集:厚生労働省指定難病の診断基準と重症度 原因不明、治療方針未確定、かつ後遺症を残すおそれが少なくない疾病、また、経過が慢性にわたり、単に経済的な問題のみならず、介護等に等しく人手を要するために家族の負担が重く、また精神的にも負担の大きい疾病、と定義された難病は、56の「特定疾患」として医療費助成の対象となってきた。しかし、消費税増税を機に、2015年より助成対象疾患が「指定難病」として大幅に拡大され、一方で重症度によって助成に重み付けがなされることになった。本特集では6つの指定難病を取り上げ、各エキスパートの先生に分類基準や診断基準について解説頂いた。臨床に携わる関係者必読の一冊。