出版社コメント情報
自然への愛、信仰、畏怖を糸口に、クラシックの名曲の謎と魅力にせまった知的冒険の書! 「ラ・フォル・ジュルネ2016」、日仏共通オフィシャルブック! 鳥のさえす?り、波のリス?ム、葉叢をわたる風、雷のとと?ろき。太古の人ひ?とは、自らを取り巻く果てしない音の世界に心惹かれたはす?て?す。そう、最初に音楽を奏て?たのは自然て?した! 自然の中に遍在する美は、やか?て音楽化され、多くの作曲家たちによって描写されるにいたりました。さまさ?まな風景や光、色彩、そして詩情あふれる四季…… 私たちの耳をつねに虜にする自然の魅力か?、声楽や器楽によってあまねく表現されるようになったのて?す。本書には、2016年の「ラ・フォル・シ?ュルネ」音楽祭て?演奏される数々の楽曲への理解を深めるための「鍵」か?、ふんた?んに詰まっています。──ルネ・マルタン(「ラ・フォル・ジュルネ」音楽祭 アーティスティック・ディレクター) 「ラ・フォル・シ?ュルネ」芸術監督ルネ・マルタンの発案により、気鋭の音楽学者エマニュエル・レヘ?ルか?書き下ろした同音楽祭初の「日仏共通オフィシャルフ?ック」。古代から音楽のインスピレーションの尽きせぬ源泉であった自然をめぐって、音楽家たちがいかに創意をこらした作品を残してきたか、そしていまや自然環境の一部となった音響は人間になにをもたらすのか──さまざまなテーマを逍遙しながら、クラシック音楽の謎と魅力にせまる!