出版社コメント情報
現代日本を代表する作曲家、細川俊夫が 自身の創造と思索の軌跡を語った「対話による自伝」。 「もしかすると作曲するとは、 響きの強度だけでなく、 沈黙の強度をも深めるような 一つの行為を成し遂げることかもしれません」 ──細川俊夫 武満徹以後もっとも重要な日本人作曲家として国際的に評価され、欧米の主要オーケストラ、音楽祭、オペラ劇場などから次々と委嘱を受ける細川俊夫が、その半生、作品、音楽、宗教、自然について縦横に語った初めての書。年譜、作品目録、ディスコグラフィのほか作品スコア、写真多数掲載。