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『日本書紀』に隠された謎を歴史ミステリーを紐解くような手法で大胆で斬新な仮説を読者に提示! 世界文化遺産への推薦決定で脚光を浴びる百舌鳥・古市古墳群。その代表的なものは大仙陵古墳(伝仁徳天皇陵)と誉田山古墳(伝応神天皇陵)であろう。しかし、この二つとも被葬者は実は特定されていない。では、本当は誰が葬られているのだろうか。 著者は言う。その謎を解くカギは、『日本書紀』にある、と。だが720年に成立した日本書紀は、天皇家の本当の系譜を巧妙なやり方で隠ぺいし、現代にいたるまで1300年もの間、その秘密を人々の目から隠し続けてきたのだ。