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生きることのきびしさ、うれしさ、「才能の世界」と「人情の世界」。『3月のライオン』が教えてくれる人生の重要なこととは? テレビディレクターの著者だから分析できた、天才・羽海野チカの「計算つくされた物語の構造」「魅力的すぎるキャラクターの造形」そして「読む者の人生を変える強烈なメッセージ」・・・これを読むと、原作が100倍楽しめる! <本書の構成> ◆第一章 論理的につくられた物語/表現モンスター・羽海野チカの作品創出テクニックを解析しつつ、川や橋、食べ物や小道具に隠された意味を探る! ◆第二章 キャラクターの魅力/主人公・雫に闘志を燃やすライバルたちやすさまじい心象風景を抱え持つ老棋士など、登場人物たちの「造形」が持つ魅力に迫る ◆第三章 羽海野チカ研究/羽海野の略伝と、「リボンの騎士」から「スラムダンク」まで、羽海野チカが影響を受けた少年少女漫画の系譜をたどる! ◆第四章 『3月のライオン』がもたらす可能性/将棋会館のある千駄ヶ谷や隅田川の橋、そして月島・佃島。さらに将棋の町・天童は新たな聖地となるのか?