出版社コメント情報
帳簿の「売上」より金庫の「現金」!多くの社長は「売上を伸ばせば、利益は増えてお金も増える」と考えて、日夜売上を増やすことに頭を悩ませ努力しています。しかし、利益とお金は一体であるにもかかわらず、利益が増えてもお金が残らないという会社は多くあります。本書では、損益計算書などの書類にでてくるものを「利益」とし、手元にある現金を「お金」とします。「利益」は概念的なものであるのに対して、お金は現実的なものです。また、利益とお金は一体であることを忘れ、短期的な視野で行ってしまいがちなのが節税。節税にもよい節税と悪い節税があることも伝えます。つい多くの社長が陥りがちな勘違いを数字とともに具体的に説明します。著者がかかわった経営指導の実例を業種別に紹介しながらわかりやすく解説する一冊。