高齢者による交通事故を防止するため、７５歳以上の高齢ドライバーには免許更新時に「認知機能検査」と「高齢者講習」の受講が義務付けられています。本書は、認知機能検査にはどんな問題が出るのか？　実際に出題された検査問題を全パターン収録し、その傾向と対策、認知機能検査の流れや概要まで丸ごと紹介します。７５歳を迎えようとしている高齢ドライバーの人口はまだまだ増加傾向にあることから、本書シリーズは安定した成績を残しております。そして、高齢者専門の精神科医として「８０歳の壁」（幻冬舎）や「７０歳が老化の分かれ道」（詩想社）などがベストセラーになった和田秀樹先生が監修なので、検査問題の他にも、高齢ドライバーによる事故の実態、認知症の基礎知識、脳を若々しく保つトレーニング方法など、７５歳前後の高齢者にとって興味を引く健康情報が盛り沢山なのも大きな特徴です。