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日本映画を代表する撮影監督・木村大作が、その映画人生のすべてを語る。
東宝撮影所での修業時代から初監督作品「劔岳 点の記」(09年6月20日公開)まで、携わった映画史に残る錚々たる作品の創作の秘密、舞台裏を熱く語る。
「八甲田山」「復活の日」「駅 STATION」「あ・うん」「鉄道員(ぽっぽや)」「ホタル」などキャメラマンとしてかかわった作品は、まさにそうそうたるラインナップ。各作品の背景にあるいくつものエピソードを、ときに面白く、ときに感動的に、臨場感たっぷりと語る。
そして「劔岳 点の記」で初めてメガホンを取った。「劔岳 点の記」は、明治20年、それまで前人未到といわれた劔岳の測量に挑戦した男たちの物語。新田次郎の同名小説を撮影日数延べ200日以上、2年の歳月をかけて映画化した渾身の作品。立山連峰へのロケーション、浅野忠信、香川照之をはじめとするキャスト陣の裏話など、作品への思いをすべて言葉にした。