出版社コメント情報
「良心的裁判員拒否」とは、人を裁く重みを感じた者が、自らの心に真剣に問いかけた結果として、自分は人を裁くことはできないと思った場合、その人が裁判員になることを拒むことです。人を裁くことの重みを感じるということが1枚のコインだとすれば、そのコインの表が「責任ある参加」であり、裏が「良心的裁判員拒否」です。この二つは表裏一体であり、どちらも人を裁くという重みを正面から受けとめるものです。良心的裁判員拒否という選択肢があれば、人を裁く重みを真剣に考えて、責任をもって参加するかそれとも拒否するか、一人ひとりが主体