作家であるとともに、思想家でもあった高山樗牛について、確実に読み解いてきた先人の研究成果を幅広く掬い上げて掲載する。第７巻は、明治期の『明星』『中央公論』等に掲載された随想・論文を収録。故高山博士追悼会　與謝野鐵幹著．　故高山文学博士　畔柳都太郎著．　文学者としての博士　桑木厳翼著．　高山君に就て　大町桂月著．　樗牛に就て　田山花袋著．　故高山樗牛君　佐々醒雪著．　高山博士の言行　沼波瓊音著．　高山樗牛　長谷川天渓著．　故高山樗牛に対する吾が初恋　徳田秋江著．　高山樗牛氏　戸川秋骨著．　故高山林次郎君の天才に就て　田中喜一著．　亡兄高山樗牛　齋藤信策著．　高山樗牛小引　土井重義著．　高山樗牛と創作　中村武羅夫著．　理想主義の評論家高山樗牛　近松秋江著．　創作家としての樗牛　水守亀之助著．　随想明治文学　中村星湖著．　高山樗牛の「お伽噺」尊重論と歴史観　沖野岩三郎著．　勧懲の文学論　塩田良平著．　高山樗牛と女性文学　佐山済著．　樗牛を語る　篠田太郎著．　樗牛的浪漫主義の開展　田中保隆著．　樗牛思想の一断面　大谷絢子著．　高山樗牛と龍華寺　小倉貫運著．　高山樗牛より田中智学先生に宛てた手紙　ほか３０編