作家であるとともに、思想家でもあった高山樗牛について、確実に読み解いてきた先人の研究成果を幅広く掬い上げて掲載する。第９巻は、重松泰雄「樗牛の個人主義」、室田泰一「高山樗牛の思想」等を収録。高山樗牛　橋浦兵一著．　高山樗牛論　岡崎義惠著．　高山樗牛　千葉京子著．　樗牛の個人主義　重松泰雄著．　樗牛とニーチェ　重松泰雄著．　高山樗牛とロマンテイシズム　笹淵友一著．　高山樗牛の思想　室田泰一著．　逍遙・樗牛の歴史画論争をめぐつて　稲垣達郎著．　樗牛と鑑三の対決　戸頃重基著．　高山樗牛著述目録　立命館大学日本文学研究会近代部会編．　樗牛私見　中井泰淳著．　樗牛の文芸批評の特質　福田準之輔著．　高山樗牛　挫折した明治の青春　橋川文三著．　哲学と文学　小松摂郎著．　美学者としての高山樗牛　和高伸二著．　?外と樗牛の美学論争　和高伸二著．　高山樗牛と新体詩論　広島一雄著．　高山樗牛における「抒情的叙事詩」の背景　廣島一雄著．　豹変について　廣島一雄著．　樗牛と啄木　廣島一雄著．　高山樗牛における観念派と印象派　廣島一雄著．　『春日芳草之夢』の構造　廣島一雄著．　樗牛と演劇　廣島一雄著．　高山樗牛　広島一雄著．　ひとつの挫折　廣島一雄著　ほか１７編