出版社コメント情報
バブル経済崩壊後に見られた企業メセナブーム衰退の中、その必要性を認識していた企業はメセナを続け本質を探ってきた。; ;見た目の良い芸術活動支援から、広く社会全体と価値と目的を共有する企業メセナへの移行が見られ、あえて企業名を正面に出さずフィンランソロピーとしてメセナを行う企業や、地域志向の高まりなど、規模は縮小しつつも裾野の広がりと多様化が見られるようになっている。; ;本書は、第一部で企業メセナと企業フィンランソロピーとの関係を明らかにし、なぜ企業がメセナをするのか、企業のメセナはどうあるべきか、などを