出版社コメント情報
聖なる狂気、;深淵なる孤独、;硝子の瞳が孕むエロス。;;;独特のエロスに満ちた球体関節人形を作り続けている森馨。;その作品をクラシックで美麗なデザインで包み込み、;森馨自身が記した小話で彩った;これまでにない、秘密の玉手箱のような写真集!;;その魅力に静かに打ち震えたい。;;「昨日街の雑踏ですれちがった、;黒い前髪を垂らし、薄紫のリボンを頭に結び、;ジャスミンの花を付け私をじっと見て去っていった少女は、;もしかしたらいつかわたしから居なくなってしまった;人形だったのではなかっただろうか」;;写真……岩切等