出版社コメント情報
本誌は、アンジオテンシンに関する基礎から臨床までの幅広い最新の話題を提供するとともに、日常臨床への応用を目指した専門誌です。 ■特集:不整脈とRAS 近年、不整脈におけるレニン・アンジオテンシン系(RAS)の関与が解明される一方、種々の大規模臨床試験からRAS抑制薬が心房細動発症抑制効果を有することが明らかとなってきている。本特集では、RASと不整脈とのかかわりを第一線の専門化が解説する。 ■特集 『不整脈とRAS』 不整脈の現況 心房細動における疫学と治療の実際― 城 祐輔ほか 不整脈発症メカニズムとRAS ―リモデリング・線維化― 加藤 武史ほか 不整脈発症メカニズムとRAS ―糖代謝― 加藤 徹ほか 不整脈発症メカニズムとRAS ―イオンチャネル― 心房細動の発症抑制を巡って 堀江 稔 大規模臨床試験からみた不整脈におけるRAS抑制薬 新 博次 不整脈と心不全 ―RAS抑制薬の役割― 朝倉 正紀ほか 不整脈と虚血性心疾患 ―RAS抑制薬の役割― 高橋 尚彦ほか 心原性脳塞栓とRAS抑制薬 棚橋 紀夫 ■連載 『ひろがるRAS WORLD 他科からみたRAS』第5回 皮膚科からみたRAS 森原 潔ほか ■連載 『RAS関連研究における海外研究者にきく』第4回 Shawna D. Nesbitt 先生 TROPHY試験における高血圧発症抑制のメカニズム ISH2006の発表から― インタビュアー 野出 孝一 ■連載 『RASのトピックス』第1回 RAS抑制薬と認知症 大類 孝 ・臨床試験名略記一覧