出版社コメント情報
本誌は、骨粗鬆症治療に携わる臨床医の立場から日常診療に役立つ情報を提供します。 ■特集:小児の骨代謝疾患 不治の病とされてきた先天性骨系統疾患の治療は今、画期的な進歩を遂げつつある。小児の骨代謝疾患の診断と治療の最新知見を専門家が解説する。 □巻頭連載 目で見るBone Biology 第11回 骨粗鬆症治療薬 ビスフォスフォネート 高橋直之 ■特集 小児の骨代謝疾患 Overview 清野佳紀 骨系統疾患の遺伝子診断 池川志郎ほか 四肢短縮をきたす疾患 薩摩真一 骨形成不全症に対するビスフォスフォネート治療 山下純英 軟骨無形成症に関する成長ホルモン療法 清野佳紀 最近みかけるビタミンD欠乏症くる病 田島敏広 ビタミンD依存症 窪田拓生ほか 家族性低リン血症性くる病の最近の話題 田中弘之 □連載 ●EBM講座 第19回 ラロキシフェンの骨外作用 水沼英樹 ●画像診断教室 第14回 脆弱性骨折3)大腿骨転子下骨折(Subtrochanteric fracture of the femur) 楊 鴻生 ●最新用語解説 第20回 臨床 大腿骨頸部骨折におけるガンマネイルとCHS 常深健二郎 臨床 罹患率と有病率 吉村典子 ●骨粗鬆症Q&A 第20回 大腿骨頚部/転子部骨折診療ガイドラインについて教えてください. 萩野浩 ビタミンKと骨粗鬆症について教えてください 田中清 BONE Journal Club チェルビズムはSH3BP2の変異によるM-CSFとRANKLへの過剰反応に よって発症する 小林泰浩 象牙質マトリックス蛋白1(DMP1)欠損は骨細胞の分化障害とそれに 起因したくる病・骨軟化症を発症する武藤昭紀ほか 長期間のプロトンポンプ阻害薬治療と大腿骨近位部骨折リスク 萩野浩 閉経後骨粗鬆症に対するリセドロネート治療の継続率に骨代謝マーカーの モニタリングが与える影響 萩野浩