出版社コメント情報
■特集1/脂肪組織の慢性炎症 ■特集2/肺動脈性肺高血圧症の治療の新展開 メタボリックシンドロームの概念の最上流に位置するのが、脂肪組織の慢性炎症である。 特集1では、脂肪組織において慢性化した炎症反応が全身臓器に波及・拡大化することで発症する生活習慣病の分子機構を概説し、新たな治療戦略の開発に向けたメカニズムの解明をめざす。特集2では、近年大きな進歩を遂げている肺動脈性肺高血圧症(PAH)の治療を取り上げる。さまざまに発展しつづけるPAH治療の中でも、とくにその根幹となる新薬の開発・治療戦略・PAHの多様性への対応の3点に焦点をあてた。