出版社コメント情報
■特集:『ARBの更なる可能性―pleiotropic effectを中心に―』 ARBにRASを介した降圧作用以外の効果があることは、従来より報告されている。また薬剤間の構造上の差異によって、そのpleiotropic effectの程度には臨床レベルでも違いがあるとされている。最近では、血管新生阻害による癌の進展抑制や、認知機能改善作用など、循環器系以外の作用も報告されている。本特集では、既存ARBのpleiotropic effectのまとめと、新規ARBや今後の創薬も含めて、この分野の第一線の先生方に御執筆いただいた。