出版社コメント情報
I. 病態とアプローチの基本(24分) 寝たきり高齢者や障害をもった人の多くは、摂食・嚥下障害を起こしがちです。摂食・嚥下障害の原因と身体・精神面に及ぼす影響を考察し、個々の障害にあわせた機能・形態面、能力面、環境面、心理面をきちんと把握したアプローチの方法を紹介。 II.リハビリテーションと口腔ケアの基礎的訓練(29分) 要介護高齢者の口腔ケアは、単なる口腔清掃ではなく、身体全体、食事、会話、呼吸といった幅広い範囲で考える必要がある。口腔機能の維持、向上を念頭においた口腔リハビリテーションの基礎的訓練の実際を紹介。 III. 口腔ケアの実際と接し方(30分) 新潟大学では、外来での摂食・嚥下リハビリテーション以外に、新潟市郊外にある特別養護老人ホームでも口腔ケアを行っている。口腔ケアの実践を通して、摂食・嚥下障害のある要介護高齢者に対して、どのような口腔ケアや食事介助をすれば良いのかをみていく。