出版社コメント情報
東方学会は日本の東方学(東洋学)の中心として,第二次大戦後はやく1947年に創立され,ひろくアジア全域の文学・史学・哲学・人類学などの諸学を包含する総合学会として重きをなしてきた。その機関誌『東方学』は1962年以来,「学問の思い出」として老大家の追憶談を,「先学を語る」として先学の友人,弟子などによる座談会を掲載し,今年2000年1月100輯の刊行に際して72人を算えた。その20世紀,100輯を記念して,『東方学回想』全9巻とし,ほぼ完全な影印本として刊行する。日本東方学の生きた軌跡である。市村さん次郎博士・白鳥庫吉博士・古城貞吉先生・内藤湖南博士・服部宇之吉博士・村上直次郎博士・狩野直喜博士・藤田豊八博士