出版社コメント情報
むかしむかし、じさまが山へたきぎとり、ばさまが川へせんたくに行くと、うまそうな、大きなももが流れてきました。持ちかえったももを、ばさまが切ろうとすると・・・。詩人川崎洋の軽快な文章と、イラストレーター湯村輝彦のポップな絵で、大人も子どもも楽しめる、新感覚の”見たことのない”昔話絵本。 【著者プロフィール】湯村 輝彦:東京都生まれ。多摩美術大学卒業。フラミンゴスタジオ主宰。ヘタうまイラストとデザインを駆使して独自の世界を歩む。主な著作に「情熱のペンギンごはん」「決定版ヘタうま大全集」「テリー・ジョンスンひみつ手帳」「うみだ!うみだ~!」など。主な受賞に東京イラストレーターズクラブ新人賞、ADC賞など。 https://www.flamingostudio.com 川崎 洋:1930-2004 東京都生まれ。詩人。53年に茨木のり子らと詩誌「櫂」を創刊し、活発な詩作を展開。その傍らラジオやテレビの脚本執筆など、放送作家としても活躍。87年、詩集「ビスケットの空カン」で第17回高見順賞受賞。全国各地の方言採集にも力を注いだ。「川崎洋詩集」「日本方言詩集」「こどもの詩」「ことばの力-しゃべる・聞く・伝える」「魚の名前」ほかの著作がある。