出版社コメント情報
王さまとおきさきさまにまちのぞんだおひめさまが生まれ、せいだいなおいわいの会が開かれました。12人の魔女もまねかれ、じゅんばんにしゅくふくのことばを述べていると、よばれなかった魔女があらわれ、「ひめは15さいで”つむ”にさされて死ぬ」とのろいをかけます。おひめさまはすくすくと育ちますが、15さいになったある日、つむがゆびにささり、ふかいねむりにつきます。ねむりは、やしきじゅうに広がって・・・。 【著者プロフィール】牧野 鈴子:熊本市生まれ。絵本や童話、詩集などの挿絵の仕事のほか、個展や企画展に向けて独自の制作を続けている。月刊「詩とメルヘン」により、サンリオ美術賞受賞。絵本「森のクリスマスツリー」でボローニャ国際児童図書展エルバ賞推奨、「おはいんなさいえりまきに」でサンケイ児童出版文化賞受賞。