出版社コメント情報
身体運動はどのように制御されているのだろうか? 本書を手に取るときでさえ、その一連の動作を遂行するために、さまざまなシステムが機能し、統合される。 本書は、David A. Rosenbaumによって著述され、好評を博した、「Human Motor Control」の第2版である。さまざまな運動活動のプロセスを解き明かすことをテーマに、歩行、リーチや把持動作、見ること、話すことなどの日常的な動作から、歌唱やピアノ演奏まで幅広い活動をひとつひとつ丁寧に論じた。運動制御へのイントロダクションとして、この分野に関わるアプローチのおもしろさ、刺激、可能性を伝え、リハビリテーションへの応用に関しても、きっと多くのヒントが見つかるだろう。リハビリテーション関連職種のみならず、心理・工学の領域、身体教育やスポーツ指導に関わる職種など、幅広い方々に手に取っいただきたい1冊である。