出版社コメント情報
治療中止を訴える家族、必要以上の治療を要求する患者、自殺企図患者、初療で突然死した患者の家族、家族サポートのない患者、小児虐待、事件・事故の被害者など、さまざまな臨床場面への対応とともに、主治医の治療方針と看護師のケア方針が異なる場面など、医療者間での価値観の相違から生じる課題にも言及する. 基本的スキルとして、カウンセリング技法、危機介入、ストレスマネジメント、スピリチュアルケアなどもあげ、急性・重症患者看護専門看護師はもちろん、クリティカルケアにかかわるすべての看護師のために倫理的課題克服のための理論と実践を紹介する.