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脊髄臨床神経学ノート 脊髄から脳へ

脊髄臨床神経学ノート 脊髄から脳へ

商品コード:X1009784895904827

  • 著者福武敏夫/著
  • 出版社名三輪書店
  • ページ数362P 26cm
  • ISBN978-4-89590-482-7

販売価格8,800円(税込)

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出版社コメント情報

脊髄脊椎疾患への神経内科的アプローチの奥義をここに 超高齢社会での脊髄脊椎疾患の診療の重要性は増しているが、この領域を専門とする神経内科医は少ない。外来での診察も脊椎脊髄外科医が担当していることが多い。本書は、脊髄脊椎領域を専門の一つとし、CARASILの提唱者でもある神経内科専門医・指導医の著者が、書籍、雑誌に発表してきた論文に最新情報を加筆し、また、書き下ろしの論文を加えたものである(『脊椎脊髄ジャーナル』で好評を得た2つの連載を含む)。神経内科医による本邦初の脊髄脊椎疾患の神経学書でもある。神経症候の捉え方については、具体的な症例を多く紹介しながら解説しているため、特に脊髄脊椎と脳の関連について臨床的に有用なポイントとピットフォールについて学べる、類をみない書籍となっている。脊髄脊椎疾患とその他の疾患の鑑別が問題となるような臨床場面に遭遇した後で、本書の関連項目に眼を通せば、何か役立つヒントが得られるであろう。脊髄は運動系、感覚系、自律神経系の通り道であり、大脳の運動野、感覚野、さらに視床下部や辺縁系とも結びついていて、高次脳機能や精神機能、脳神経機能以外の主要神経機能を担っている。神経の医療に携わる者は専門のいかんにかかわらず、脳-脊髄-末梢神経-筋/皮膚という軸に常に関心を持つべきであり、本書が多少でもそのための貢献ができれば幸いである。外来診療、ベッドサイドですぐに役立つ実践書として、特に神経内科医、脊椎脊髄外科医(整形外科医、脳神経外科医)には必携書である。また、主訴として多い痛みやしびれをきたす疾患の診療に携わる内科医、研修医にも是非ともお薦めしたい一冊である。