出版社コメント情報
"早期離床に向けたICU理学療法の“いま”がわかる!!近年、急性期医療の目覚ましい発展により,ICUでは救命率向上を目標とした短期的予後の改善のみならず,回復期の生活を見据えた長期予後,特に身体機能やQOLを意識した治療管理のあり方が求められている。そのようななか、理学療法は患者の長期機能予後を改善する非常に重要な手段である。本書では、ICUという特殊な環境下にある重症患者の病態理解,治療と管理方法,各種医療機器,モニター,薬剤など,ICU理学療法に必要不可欠な知識をわかりすく解説。さらに,理学療法の基本的技術に加えて、安全管理の方法,理学療法部門の人員および勤務体制、教育のあり方までを、最新の知見を交え、実践的知識・プロセスが理解できる。この領域の理学療法は、比較的に新しく,ICUスタッフとして患者の期待に応え,信頼を得ることが先決である。その具体的解決策・情報が満載に詰まった至高の一冊である。"