出版社コメント情報
対象者一人ひとりの状態に合わせた失語症訓練のためのアイデア満載の教材集 失語症の言語訓練で実際にセラピストが作成し使用している教材から、代表的な140の教材を厳選して収録。教材を「名詞」「文」「文章」「書字・音読」「発語失行」「非言語的機能」「コミュニケーション」の7つの分野に分類し、付録としては教材作成に役立つ情報をまとめた。各教材の使用法や留意点、訓練目的と教材作成上のポイントをわかりやすく解説しているため、改良しやすく、対象者の状態に合った個別性の高い教材として活用できる。初版発行(1999年)から17年が経過し、第2版では時代に合わせてイラストや語句を一部新しくアップデート、columnではデジタル機器を使った新たな訓練方法を紹介した。また教材作成のための素材の入手方法を、IT時代に対応して変更を加えている。失語症訓練のアイデアが詰まった一冊。なお、姉妹編として「失語症のグループ訓練―基礎と122の課題」がある。